「北海道でキャンピングカー旅行をしたいんだけど、車中泊ってどうすればいいんだろう?」
そのようなご質問にお答えします。
本記事の内容
・キャンピングカーで車中泊をする3つの利点
・初めての車中泊で注意すべき5つのこと
せっかく設備の整ったキャンピングカーで旅行をするなら、宿を取らずに車中泊をするのもおすすめです。
特に北海道は星空もキレイで、ホテルに泊まるよりも車中泊で夜を過ごした方が、旅の満足度も高まります。
ですが、初めてのキャンピングカー旅行では、車中泊の良さや大変さがわからないですよね。
そこで本記事では、キャンピングカーで車中泊をするメリットと、気をつけるべき点をお伝えします。
初めてキャンピングカーで旅行する方はぜひ最後まで読んでみてください。
北海道でキャンピングカー車中泊をする利点
・長旅を楽しめる
北海道をキャンピングカーで旅行するのに1泊2日ではもったいないです。
せっかくなら数日間かけて、北海道の広大な土地を満喫したいですよね!
キャンピングカーで車中泊をすれば、宿泊費を気にせずに何日でも旅を続けられます。
また、車内のキッチンやベッドなどの設備を楽しむのもキャンピングカー旅の醍醐味です。
レンタルの場合は「どんな車種がいいだろう?」と選んだり、ご自身のキャンピングカーの場合は「こんな車内にカスタムしたいな」と考えるのも楽しさの1つです。
そのようなワクワク感は、ビジネスホテル等の宿泊施設では得られません。
北海道ノマドレンタカーでは、様々なキャンピングカーをご用意していますので、あなた好みの車種を選んでみてください。
・宿泊費がかからない
北海道をキャンピングカーで旅行する場合の交通費を考えてみましょう。
ガソリン代はもちろんのこと、北海道以外の地域から来られる場合は、フェリー代がかかります。
北海道に着いてからキャンピングカーをレンタルするにしても、レンタル料や現地までの飛行機代が必要です。
そのように、旅行をする時はどうしても抑えられない費用があります。
そこで宿泊を車中泊にすることで、ホテル代・旅館代を浮かせられます。
宿泊施設が1泊5000円だったとして、1週間の旅行であれば3万円ほどの節約です。
その浮いた費用を食費やレジャーなど他のことに使えば、より充実した旅行が楽しめます。
・目的地まで最短ルートで行ける
北海道はとにかく広いです!
例えば「札幌」を出発地だと想定します。
近場の小樽や千歳までは39km(約70分)
富良野・旭川・室蘭あたりだと100~130km(約150~200分)
帯広・函館あたりだと200~250km(約260~310分)
稚内・釧路・網走あたりだと300km(約370~460分)を超えます。
目的地にもよりますが、到達するまでにかなりの移動時間を費やします。
その上で、宿泊先を経由する場合は寄り道することになり、さらに移動時間が増えます。
車中泊をすれば移動ルート上で宿泊できるので、移動距離を抑えながら目的地まで最短でたどり着きます。
そのため、限られた日数で移動する場合や、たくさんの観光地をまわるには車中泊がおすすめです。
車中泊をする時の注意点
・駐車場所に注意
まずは車中泊をする場所選びです。
コンビニの駐車場や路上駐車はもちろんNGですが、道の駅なども禁止している場所があります。
休息のための仮眠は良くても、長期間の滞在はマナー違反になる場合があります。
最も安全で、法律的にも問題ないのが、キャンプ場やRVパークです。
キャンプ場を選ぶときは「オートキャンプ場」「オートサイト」で調べましょう。
オートキャンプ場・オートサイトとは、キャンピングカーのまま入れる場所です。
特に子供や女性が一緒の場合は、安全面の観点からも、このような施設を利用するのがおすすめです。
・防犯対策をする
車中泊をする際は、かならず防犯対策を行ないましょう。
換気のために窓を開けっぱなしにしたり、鍵のかけ忘れに注意が必要です。
日本は治安のいい国ではありますが、盗難や車上荒らしが絶対に起きないとは言い切れません。
貴重品を置いたまま無防備な状態で寝るのは危険です。
必ず車のドアをロックして、カーテンで車内の様子が見えないようにしましょう。
・エンジンを切る
クーラーや暖房を使うために、エンジンをかけたまま寝る人もいます。
しかし、エンジンをかけたまま車中泊をするのは危険です。
排気ガスが車内に入り、一酸化炭素中毒になる恐れがあるからです。
また、長時間のアイドリングは騒音や空気の汚れなど、周辺環境への迷惑行為にもなってしまいます。
寝るときは衣類などで寒さ対策や暑さ対策をして、就寝中はエンジンを切るようにしましょう。
・火をつける
キャンピングカーでは車内で料理も作れます。
夕飯や朝食を自分たちで作って食べるのも、きっと楽しい時間になるはずです。
その時に注意したいのが、換気の悪い車内で火を使うことです。
換気の悪い車内で火を使うと酸素が足りなくなり、一酸化炭素中毒を引き起こす危険性があります。
車内の酸素が足りなくなったり、カセットガスにより車内がガスで充満するなどのリスクもあります。
寝ているうちに火事が起きないように、火の扱いには十分に注意しましょう。
・エコノミー症候群
エコノミー症候群とは、同じ姿勢で長時間過ごすことで、足の血流が悪くなって発症するものです。
飛行機で起きやすいといわれますが、車も例外ではありません。
キャンピングカーに十分な広さがあれば良いのですが、家族が多かったり、大柄の男性にとっては、窮屈な姿勢で寝ることになります。
できるだけ足を伸ばせる体勢を作ったり、ベルトを緩めて水分補給をしながら対処しましょう。
まとめ
キャンピングカーで旅行をするなら、ホテルを取らずに車中泊をするのもおすすめです。
本記事で紹介した注意点に気をつければ、より有意義な北海道旅行を楽しめます。
せっかくの長旅ですので北海道内のいろんな土地をめぐり、充実したひと時をお過ごしください。